もうヤメようではないか!安倍流政治(自民党総裁選に関して)

投稿者: | 5月 18, 2023

自民党総裁選は一政党の総裁の問題だが・・・

いま次の自民党総裁が誰になるかがマスコミの中心話題になっている。一政党の総裁が誰になろうと所詮一問題に過ぎないのだが、日本国憲法の採用する議院内閣制では、最大党の総裁が日本国の総理大臣になるという仕組みになっているので、現状最大与党の自民党総裁選挙は、事実上日本国の総理大臣に誰がなるのか?という問題と直結しており、関心が高くなるのは無理のない話である。

安倍前総理の動きはどこに

その総裁選、立候補を表明しているのは岸田前総務会長、その他に高市前総務大臣、河野規制改革相、野田幹事長代行、石破元幹事長の名前が上がっている。この周辺に各派閥が種々の動きをしているとされている。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210906/k10013246191000.html

その動きの中に、また安倍前首相の名前が出てきた。「党内最大派閥の細田派出身の安倍前総理大臣」が高市氏を支援する考えを示しているそうだ。また高市氏も安倍前首相の政策を引き継ぐ考えを示しているそうだ。https://www.asahi.com/articles/ASP865J8SP86UTFK00Z.html

安倍政権の政策は「金とウソ」で成り立っていた

安倍前総理は、その退陣の際「政権奪還以来、経済再生、国益を守るための外交に一日一日全力を尽くした」と自ら総括している。果たしてそうだろうか?

尚、ここでは政策自体の是非を問題にしない。政策を実現する手段・手法を問題にしている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63896240W0A910C2MM0000/

一言で言えば「金とウソ」の政権ではなかったか?

「金の問題」で言えば、現閣僚の中で金の問題で閣僚や議員を辞職、あるいは自民党を離党したのは大勢おり、最近の内閣では稀に見る出来事ではないか。

菅原一秀経済産業相、吉川農相、秋元司内閣府副大臣、甘利明経済再生担当相、松島みどり法相、小渕優子経済産業相(いずれも辞任当時の担当相)などがあがる。https://www.jiji.com/jc/d4?p=kak002&d=d4_news

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403810

特に問題だと思うのは、裁判沙汰になったいる河井克行議員だ。法務大臣という法を司る者が、「言葉にしなければ(どんな行動も)無罪だ」と言わんばかりに、地元議員に金をばらまいたことに対し、つい最近まで無罪を主張してきた。その頃検察庁法を改正して、黒川広務検察官を検察庁長官に仕立て上げようとしていたのだ。これが何を意味するか?、ちょっと考えただけでも恐ろしい。

人事権を背景にした政策のゴリ押しは、日本学術会議の委員選任問題に引き継がれた。

「ウソの問題」では、いまさら言うまでもない。モリカケ問題に始まり、「桜を見る会前日の懇親会費用負担問題」があげられる。その政策を引き継ぐと言って総理になった菅現総理の評価としてよく言われる、「説明不足」は今に始まったことではなく、安倍政権から始まっていたのだ。「言わない」「なかったことにする」。どうしても説明しなければならない状況になると「朝ゴハン」的説明にする。最近では「エビデンスがない」と開き直ることも。

こんな小手先の政策を再生産しようとする安倍流政策はもうやめにしようではないか!https://news.yahoo.co.jp/articles/b5af91f1cf26f16e78e6649c21b773a6d992c481

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  1. ピンバック: 聞いて呆れる「法の支配」 – 辛口.Net

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