最近のマスコミの記事は、兵庫県知事選におけるSNS利用が違法かどうかに関心が移っている感があるが、問題の核心が雲隠れしちゃったのではないか?
思い出してほしいが、そもそも知事選が行われるに至ったのは、県議会での不信任決議が可決・成立したことによる。
それではなぜそんな決議がなされたのか?ということになるが、「おねだり県政」を告発した職員に対してとった斎藤県知事の行動が公益通報者保護法に違反していないか?ではなかったか。簡単に言えば「自分に甘く、他人に厳しい県知事」の態度が、県知事の資質としてふさわしいかではなかったか。
県知事選は、この問題すら有耶無耶にしそうな結果を生んでしまったが、いま一度核心に戻った議論がなされるべきだと思う。